まさか高校へ行くなんて

 こんにちは、ハルトマンです。

 私はよくうっかりをします。お店で注文を忘れたり、自分で考えていた予定を忘れてしまったり、とにかくうっかりをしてしまいます。

 あの高校入ったのは私にとって完全にうっかりでした。いくつかの恩義がありますが私にとってうっかりでした。本来行こうとしていた高校は別にありまして、そこは都内のやたら自由な高校でして定期券があれば商売の幅が広がるとその一点にのみ気合を込めて高校受験に腹をくくったはずでした。

 受験日前日の寝起きに麻雀誘われちゃった。寝ぼけたまま打ちに行き、気がついたら朝が来て、太陽を拝みながら人生について考えていると朝の清とした空気に私の携帯が鳴り響きました。忘れてた。今日受験じゃん。

 でも、めっちゃ眠い。家に着いた時には既に疲労困憊、ぼーっとする頭でとりあえずシャワーに入り目を覚まそうとするも眠気が勝る。シャワーから出ることには疲労と眠気、そして朝日と程よい体の温かみ。ベッドへダイブしようとする私を家族総出で止めにかかりなんとか私はスーツを着込んで面接に向かった。

 結果から申し上げますと落ちました。受験中の記憶がありません。多分朦朧としていたはずです。この後、地元の高校がまだ受けられるということでもうどうにでもなれというノリで受けに行きました。

 何か受験が終わり部屋で一息ついていると親が高校から呼び出され帰ってくると何やら私に説明し始めました。結果としては落ちていたらしいです。

 ですが当時の教頭先生が

 「この子をうちで拾わなかったらどこが拾うんですか」

 と仰り、晴れて私は高校生となりました。通信ですが。

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