中学生不登校、行政のご厄介になる

 こんにちは、ハルトマンです。

 中学校へ進学して少しの頃、私は市の色々な学習支援組織のご厄介となっておりました。今回はそういった行政支援を少しまとめていこうと思います。


 私が住んでいた街には生涯学習や育児支援、会場貸出などを行なっている市営センターがありました。その中で私は育児支援で行なっていたカウンセリングを受けていました。小学生の頃は別の学習支援専門の市営団体でカウンセリングを受けておりましたが別の支援センターにご厄介になることとなりました。

 以前受けていたカウンセリングは主に今現在を対象としていた感がありましたが新しいカウンセリングでは今現在に加えて将来どうしたいかなど対象が広がっていたように思います。しかし当時の私にとってそもそも将来という考えは一切ありませんでした。

 落ち着くことの無かった小学校時代が終わり、ようやく静かになろうかという頃に将来と聞かれても私には何一つ具体的なことは思いつきませんでした。曖昧な表現となってしまいますが夢というものを養う期間が無かったのかも知れません。夢を持て、という言葉が世の中飛び交っておりますが持つだけでは夢は体や心に対して小さいままになってしまいます。体や心と同じように夢も育てて3つの調和がとれてこそ将来を考えることができると思います。夢を育てるには夢を見るしかありませんが私には夢より現実に構わねばならない時期が多く、ついには夢を見る心や体を壊してしまいました。その時の私は将来を聞かれてこう答えたと思います。

 早く実家から離れたいです。

 一人になるしかない、それが私の答えでした。


 このカウンセリングと並行して別の中学校にある不登校支援学級にもお世話になることがありました。そこでは二人の先生が私を含め数人の生徒の面倒を見ておりとても自由な環境だったように記憶しています。教室は一つだけですが中には木材や段ボールなどの材料と糸鋸などの工具類も揃っており勉強というよりか好きなものを作って時間を潰すという感じでした。昔から一人で遊ぶことが多く段ボールを使って色々なものを作っていた身としては勝手知ったるというもの、思いつく限りのものを作り遊んでおりました。

 しかし完全に自由とはいかず、木製の軸にしならせた竹と少しの機構をつけた大型ボウガンや段ボールで作った大剣は即座に規制されました。こういうものはゲームで使うのが一番楽しいとのことでした。

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