中学生不登校、条件付きで実家に戻る

 こんにちは、ハルトマンです。


 地元やその周辺方々で小銭稼ぎをして日銭を稼ぐ日々、そんな日々にも変化が生じました。高校受験という不条理が迫って来たのです。私は実家から行方を眩ませて商いで身を立てて行く気しかありませんでした。しかし事情を整理するとどうも実家から完全に離れる方が不利だということがわかったのです。

 この頃、私よりカードトレードが上手い友達が増えており私の稼ぎは目減りしていました。さらに目減りした分を穴埋めしようと2、3行儀の悪い商いもやっており正直申しまして長続きする気配が無かったのです。お天道様の下で働けることをあれほど羨ましいと思ったのはあの時が初めてでした。

 商売にも陰りが増え始めて来た頃、実家から高校受験のためにせめて障害支援の家庭教師の下で勉強してみないか、という誘いが来ました。小遣い付きで。この頃は養育費の支払いや慰謝料の支払いがあったようで多分そのお金が使われたものだろうと思います。

 私の家庭教師になったのはPでした。プロデューサーさんです。わかる方にはわかる話です。私が電子辞書でMediaの綴りを調べてギリシア神話の方のメディアが出てくるとキャスターと口を滑らせていたりする方でした。この後にもその時々で家庭教師の方が来ましたが後にも先にも私のめんどくささに付き合って頂けたのはこの方でした。

 勉強というものに触れて思ったのは数学というものは構造物であるということでした。基礎がない、掛け算割り算すらやっていない人間に中学校数学はなかなか無理がありました。さらに短期記憶に障害があったため解き方を悉く忘れる始末、きちんとできた自主課題は全て文脈から類推できるものだけでした。

 中学校からは進学云々の話や学校説明会などの話が来ていましたがそもそも私は興味がなくほぼ無視していました。その結果、とんでもない高校へ進学してしまうことになるのですがそれはいずれ書きたいと思います。

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