騙されるヤツから兵隊に売られる

  こんにちは、ハルトマンです。

 皆様はエリア88をご存知でしょうか。主人公は大手航空会社勤めでしたが友人の裏切りによりバーで潰されてしまい傭兵として熱砂の空に売り飛ばされてしまった話です。

 かく言う私もエデンで飲んでいたらこのザマなのでございます。


 記憶も怪しい高校一年生が終わり、高校二年生になりました。クラスは生え抜きのヤンキーと陰キャラが揃いクラスまとめて特別対応になっていました。そしてもう一つ、後輩ができました。私たちのクラスをネオ・サイタマとすれば一年生のクラスは『日常』世界でした。だから拉致りました。

 図書委員会は慢性的な人不足、後輩ができたと言うこともあり担当教員も含めてどうやって勧誘するかと盛り上がっておりました。どこかで委員会説明のタイミングを作って他の委員会も込みで紹介する、帰りのタイミングで勧誘する、などお行儀のよろしい手法が女子たちの間でキャッキャウフフと話し合われておりました。

 私は何故か図書委員会と直接関係無いけど監視要員兼暇つぶして来ていた一年生担任に今クラスに誰かいないかと確認を取り、いつも放課後残って駄弁ってる若いのが三人いるとの情報を手に入れました。そしてキャッキャウフフしている連中を完全放置して隣の一年生クラスに行き彼らを見つけてこう言いました。

 「オイ、なんか先生が呼んでるぞ」

 突然先輩から声をかけられしかも先生からの呼び出し、学校に来てから数日も経っていない彼らは驚き図書委員会をしている部屋に来てしまいました。

 とりあえず彼らを部屋に入れて

 鍵を閉め

 私は言いました。
 「おめでとう、今日から君たちは図書委員会だ」


 状況を察した教員×3は拍手で彼らを迎え、状況が分からずとりあえず合わせて拍手をするキャッキャウフフ勢、そして状況が分からず固まる一年生×3。

 徐々に皆が状況を飲み込み始め私がやった蛮行は事後承認されて行きました。ついでに彼らをキルト委員会にも放り込みこの日より彼らは屈強な委員として針と本に勤しむことになりました。やったぜ

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